嘘だと信じたい

今日は小学校の友達と先生方で同窓会をしました！
久々にみんなで集まってお話して楽しかったです。

地球規模の有害物の私は自分のことで自慢できることはちょっと笑えないほどなに一つありませんが、身内の人と小学校だけには恵まれました。
人数はとても少ない学校だったのですが、校庭の真ん中に大きな桜があって、とても素敵な学校でした。

それが、二年後になくなってしまうそうです。


正直泣きそうになりました。
お友達と先生の前でしたので、もちろん泣いたりしませんでしたが、悲しくて仕方ないです。
自分に近しい人が死んだらきっとこんな感じだと思います。
楽しいことを思い出すのに悲しい気分になって、なんかやるせない気分です。

少子高齢化とか空港問題とか難しい問題はよく分かりませんが、時間って悲しいですね。時代って悲しいですね。
それは私たちがどうにかできる問題では無いんでしょうね。


悲しいのは、あの桜が、あれだけ見事な桜が誰にも知られずに散ってしまうかもしれないことです。
卒業制作の鳥小屋も、防音加工の二重窓も、小さな机と椅子も、給食の当番表も、もう誰も必要としないのかと思うと。

建物にも死はあります。
壊されることだけでなく、使われなくなったらそれはただの死体が転がっているだけでしょう。

あれは二年したら廃墟と呼ばれるのでしょうか。
あの桜のことを、親しみを込めて呼ぶ人はいてくれるでしょうか。
ずいぶんお爺ちゃんで病気の木だと聞いたことがありますが、大丈夫でしょうか？

明日バイトが終わったら八分咲きの桜を見に行きます。

写メを載せるんで、よかったらお花見してあげて下さい。

なんか私にあるまじき暗さでごめんなさい。
元気だして明日からバイト頑張ります！