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ホモ好きヲタクなはっちゃけ日記。
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クリスマスに乗じて日記で連載してみるよ!!
徐司馬で徐晃がぬいぐるみっていう末期なネタだよ!!オーケンの小説のパロだよ!!設定だけな!!
おいしいものとおいしいものをたしてみたら凄くおいしいものになると思った馬鹿が書いたものだからまともなもののはずが無いよ!!
書いてる途中に勢いでホウ馬とか魚水とかも混ざるかもしれませんが気にしないでやってください。
一日何回更新するかわかんないけどクリスマスの次の日ぐらいまでには完結させたいぜ!!リアルタイムで私の一杯一杯さが伝わるとたのしい。
バイトで疲れた勢いで書いたから脈絡も無いかもしれないですがそれでも読んでやるぜ!!びきびき
と、思った方は続きからどーぞ!!

『第一夜:晴れた夜の雪』


それはとても寒い寒い夜のことで御座いました。
馬超は西涼の野を一人で駆けておりました。
こんな寒い日に、何故に一人かと申しますと、彼は大好きなホウ徳と喧嘩してしまったからで御座いました。

二刻ほど前のお話です。馬超は久しぶりに遠くから帰ってこられたホウ徳とお話したくて仕方なくて、宴の用意で忙しい皆を困らせてしまいました。
そこでホウ徳が諭すように優しく、「周りに迷惑をかけてはいけません」とおっしゃったので、馬超は恥ずかしさと寂しさで胸が一杯になってしまい、「ホウ徳殿の、ばか!!」と大声で叫んで一人、馬にも乗らずに駆けて来てしまったのです。

ホウ徳はとても優しく、気が付くのですが、こういった乙女な気持ちには小学生の男子並に疎いのです。だから、馬超の切ない気持ちも何も知ったことじゃ在りません。
更に言うと、ここまでアピールしていても、まさか馬超が自分のことを好きだということにさえ気付いていません。


さて、馬超は野原をとぼとぼと歩いています。
道を照らすのは月明かりだけで、その月も今日は半分欠けています。
それが心細さを後押しして、だんだん泣きたくなってきました。
泣いたりしたら、ホウ徳殿をまた困らせてしまう。
そう思って涙を堪えたら、彼がこの切ない気持ちに気付くことはきっと永遠無いんじゃないかと思い当たって、それすら馬鹿馬鹿しくなってしまったのでした。

もう、家に帰るもんか。

そう決意した時で御座いました。

目の前を白い綿のようなものが通り過ぎたのです。
雪?いいえ、違います。
なぜなら、それはとても小さな声でひそひそと話をしていたからです。
雪がおしゃべりをしないことは馬超も知っていました。
そのふわふわした白いものは掌に触れると、雪が溶けるように、じわ、と溶けてしまいました。
消える刹那、「無念だ」という小さな声が馬超の耳に入ったような気がしました。
何が無念なのかはよくわかりませんが、彼はふと、雪のように舞う小さな生物の悲鳴を聞いて、「無念だ、なんて思って死にたくないな」と思いました。

それから、こんな風に、突然誰かの掌でじんわり溶けて消えてしまうこともあるかもしれないから、言いたいことは、やりたいことは思い立ったらすぐにやっておこうと思いました。

そうして、さっきまで自分が付けた足跡を辿り、走って帰りました。


急いで帰らなければ、もしかしたら、彼と袂を別つようなことがあるかもしれない。
それが今日か明日か、ずっと先の未来の二十一歳の雨の日かどうかはわからなかったけれど、その前に、なるだけ二人で居て、よかったと、思える日のために、別れ際に同じだけ淋しい思いをするために、

馬超は綿の雨の下を走りました。






その日空から降って来た綿は、遠い星の生き物でありました。
しかし、故郷の星が破滅してしまったために、宇宙を彷徨い、その果てに地球にやって来たのです。
彼らは綿のような姿をしておりますが、他の無生物に寄生して生きる、知的生命体で御座います。
彼らに寄生された無生物…例えば、ぬいぐるみなんかはトコトコ歩いたり、言葉を発したりすることが出来るようになるのです。


その日、綿状生命体の徐晃は他の仲間達と共にふわふわと空を漂っておりました。
綿状生命体は、一度媒体となる体を得れば並みの人間じゃ太刀打ちできないほどの力を持つのですが、生身の姿は、風に逆らうことも出来ない雪のように儚いのです。
仲間の中には、媒体を見つける前に力尽きて消えてしまうものも在りました。
徐晃は仲間達の無念の叫びを聞きながらも、運良くぬいぐるみ工場のくまのぬいぐるみの中に入り込むことが出来ました。
しかし、手に入れたばかりの身体は動き辛く、腕をばたばた、足をばたばたさせているうちにトラックに乗せられて何処かへ運ばれてしまいました。

その日はとても、星の綺麗な夜だったそうです。
晴れた日に降る雪を、不思議な、少しワクワクした心持で司馬懿仲達もぼんやり眺めておりました。


続くぜ!!
司馬懿が一行しか出てこない徐司馬。最初は明らかにホウ馬です。
勢いに任せて書くと、ろくなことが無い。
次あたりからちゃんとお話が始まると思います。
三国なのにどうしてぬいぐるみ?とか突っ込んだら負ですよ。そういうものだと思ってください。
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