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※おろちねたです
「お前がもし、私を好きになったらどうする」
「さあ、どうしましょうか。」
羽扇をゆらして、笑ったそいつはきっと「またわけのわからないことを」なんて思っているに違いない。その長い睫毛の下の鼈甲みたいなおいしそうな二つの瞳は私を間違いなく馬鹿にしているのだ。
いまに、見ていろ。
お前が、好きだったもの、愛していたもの、すべて砕けていくのを隣で見ていてやる。
いつまでもつだろうか、案外直ぐに壊れてしまうのではないだろうか。
砂糖で作った菓子なんて簡単に崩れるから、あの目玉も直ぐにパリンと割れてしまうに違いない。
割れた目玉は溶かして飴玉にでもしてこっそり一人で食べよう。
「私が貴方を好きになったら、貴方はどうするのです?」
右の頬から、左の頬に飴玉を転がすように問いかけはころんと返される。
答えを待つうちに、問いかけばかり飛び交って、そのうち溶けてしまうのだ。問いかけることが不毛なのだ。
ほら、はやくあきらめたらどうです?
この壊された世界でなら、彼も同じように狂ってしまったのではないかと期待して、もしかしたらと期待した私は私一人で落ちていく。
飴玉は割られる前に一人で溶けた。
すべて知った顔で、私を笑いながら、彼の飴玉はどろどろ溶けた。
私の憧憬も憎悪もすべて映したままで、あざ笑いながら。
わたしはきっと、あなたをすきになることなんてないとおもいますよ?
一生に一度の少女のような恋を抱きながら落ちていく、彼を眺めながら、喉が裂けるほど叫ぶ。
そう、叫ぶだけ。
「お前がもし、私を好きになったらどうする」
わかってる、どうしたって最後に泣くのは私なんだと。
了
東方のアリスの曲を聞くと、つくづく司馬懿だなぁと思う今日この頃、結局私は司馬米なのか米司馬なのかもうなんだかわからなくなってきました。
なんかこう、司馬懿は奴に勝ちたくて仕方ないけど負けるのわかってて挑んでくけど負けるなんて思ってないと思いたい人なのかなと
歴史的に勝つのは司馬懿だけど、多分コンプレックスもってたんじゃないかな。
しかしタイトルやる気無いな
「お前がもし、私を好きになったらどうする」
「さあ、どうしましょうか。」
羽扇をゆらして、笑ったそいつはきっと「またわけのわからないことを」なんて思っているに違いない。その長い睫毛の下の鼈甲みたいなおいしそうな二つの瞳は私を間違いなく馬鹿にしているのだ。
いまに、見ていろ。
お前が、好きだったもの、愛していたもの、すべて砕けていくのを隣で見ていてやる。
いつまでもつだろうか、案外直ぐに壊れてしまうのではないだろうか。
砂糖で作った菓子なんて簡単に崩れるから、あの目玉も直ぐにパリンと割れてしまうに違いない。
割れた目玉は溶かして飴玉にでもしてこっそり一人で食べよう。
「私が貴方を好きになったら、貴方はどうするのです?」
右の頬から、左の頬に飴玉を転がすように問いかけはころんと返される。
答えを待つうちに、問いかけばかり飛び交って、そのうち溶けてしまうのだ。問いかけることが不毛なのだ。
ほら、はやくあきらめたらどうです?
この壊された世界でなら、彼も同じように狂ってしまったのではないかと期待して、もしかしたらと期待した私は私一人で落ちていく。
飴玉は割られる前に一人で溶けた。
すべて知った顔で、私を笑いながら、彼の飴玉はどろどろ溶けた。
私の憧憬も憎悪もすべて映したままで、あざ笑いながら。
わたしはきっと、あなたをすきになることなんてないとおもいますよ?
一生に一度の少女のような恋を抱きながら落ちていく、彼を眺めながら、喉が裂けるほど叫ぶ。
そう、叫ぶだけ。
「お前がもし、私を好きになったらどうする」
わかってる、どうしたって最後に泣くのは私なんだと。
了
東方のアリスの曲を聞くと、つくづく司馬懿だなぁと思う今日この頃、結局私は司馬米なのか米司馬なのかもうなんだかわからなくなってきました。
なんかこう、司馬懿は奴に勝ちたくて仕方ないけど負けるのわかってて挑んでくけど負けるなんて思ってないと思いたい人なのかなと
歴史的に勝つのは司馬懿だけど、多分コンプレックスもってたんじゃないかな。
しかしタイトルやる気無いな
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