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ホモ好きヲタクなはっちゃけ日記。
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※まるち零度のシバチュー大妄想だよ!!頭の方の病気注意!!
そして司馬師視点だよ!!もうめちゃくちゃ!!


いつからこのようになってしまったのか、原因がもう私にはわからなかった。考えれば考えるほど、心労が溜まったとしか言いようがなく、誰かを恨みたくとも恨むことができず、ただ狂った父親の手を引いて歩く。

「戦況はどうだ?」
「諸葛亮はまだ沈黙したままですよ。それよりも、国内の方が不穏な動きを見せています。」
「あの傀儡か。ふん、そんなもの、ここでも操って見せるわ。」

父の時は、五丈原で諸葛亮と対峙しているときで止まってしまった。一寸も動かない月と、星の並びを目に焼き付けて、変化の無い日々が異常だということもわからなくなってしまった。
最初は、私だって必死に父に教えようとした。しかし、色も光も映さなくなった瞳に、何を訴えればいいのだろうか。
月がどれだけ欠けたのか、星の並びはもう春のものだとか、何を言っても彼はわかってくれないのだ。
人は六割の情報を瞳から得るのだと誰かから聞いたが本当にその通りだ。父は半分以下の現実と、幻想の中で暮らしている。月がどれだけ欠けたのか、ひねくれ者の父を納得させるだけの理屈を私は、持っていない。

「もう、どれくらいになるか、あいつとここで対峙しているのは。」

瞬間、私は父の後ろ頭を殴りたい衝動に駆られた。殴って、驚いて振り返った彼の顔に唾を吐きかけて、「死にましたよ、諸葛亮なんて」と叫んでやりたくなった。
そんな遠くを見るように瞼を閉じて、嬉しそうに笑わないで下さいよ。

何度言ったってわかってくれない。父は、そうだ、最初からそうだった。
諸葛亮が死んだと最初に私が言ったときに、貴方は最初からそれを認めてくれませんでしたね。何かの策だと疑って、前線で泣きながら指揮を執る兵士たちを馬鹿にしたように笑って、撤退した、その日でしたね、光が見えない、とおっしゃったのは。

どうして私は父に似なかったのか、最近悔いているのですよ。そうやってないものねだりをするから私は父のようにはなれないのだと思うのですが、やるせなくて、息苦しくなる。

父は細くなった身体を起こして、せき込みながら窓の外に手を伸ばした。

「今日は随分と暖かいな。」

それは、春ですからね。

思ったことは何も口にせず、私は曖昧な笑い声を上げた。





零度司馬懿は盲目でちょっといっちゃってるとかふざけたことを考えた結果がこれだよ!!本当にポップン2P扱いですありがとうございました。
脱モブしてないほうなのは、天華に出てきたおかげでちょっとキャラが掴みやすかったから以上の理由は特にありません。司馬懿の息子について正直こいつよくわかってねえよ!!兄貴より弟の方が出来ていたぐらいの認識なんだぜ!!
ストレスで海馬は壊れることがあるという話を講義でやって色々思うところがあったようです。
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